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ヴァイオリン無伴奏パルティータNo.3 プレリュードを弾くには体力だ!? [音楽]

負けるもんか!
って、何と戦っているのかというと、年齢と(笑)。

テレワークになり、1日中家にいることが増えたため、運動不足が気になって、夏前くらいから定期的に運動することにしたのです。
4km弱くらいの距離をウォーキングとジョギングで、少しずつ走る距離を増やしていって、完全ジョギングに移行する計画。
テレワークで通勤時間が無くなったので、その分の時間を運動に充てようかな、と。

で、そんな話をなぜ、音楽カテゴリに書いているかと言うと・・・

gakufu_preludio.jpg
色々あって、随分長いこと弾いているバッハの無伴奏パルティータ3番 プレリュード。
ほとんど16分音符しかない真っ黒な楽譜です。
この曲の練習を始めて程なくして、それなりに弾けるようになってきた頃、何が起こったかというと、、、

練習時間が減りました(笑)。

手と腕が疲れて練習できなくなるのです。
そもそもこの曲、何回弾いても、途中で手が疲れて指がもつれてきて、1曲通して間違えないで弾けない(笑)。
そして、次の日まで筋肉に疲れが残っている。
脱力と言いますけど、正しい音程で押さえるにはある程度の力は必要だし。

しばらく続けていたら慣れるかな?と思っていましたが、状況は変わらず、
スケール等他の練習も含めて、1日1時間半くらいの練習が限界になってしまいました。
(普段、平日は2時間の練習時間を確保)

そんなときに、上に書いた運動を始めたのです。
なんと、すぐに元通り普通に2時間練習もできるし、プレリュードも1曲通して間違えないで弾けるように!

1日のタイムスケジュール上、運動から帰ってきたらすぐヴァイオリン練習するのですけど、その時は、プレリュードは1曲持ちません(笑)。
曲を半分弾いたあたりで、腕と手が痛くなってきます。クオリティも最悪です(笑)。

でも、時間が経てばちゃんと弾けるようになるし、度を越して長時間練習しない限りは、腕が疲れて弾けなくなったり、次の日に疲れが残っているということは無くなりました!
難しい曲弾くのって、体力必要なのですね。

昔は、ゆっくりだけど1日10km走っていた時もあったのに。
衰えた体力をなるべく元に戻さねば。

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ラ・カンパネラおじさんについての私感 [音楽]

前回の、年齢と戦うシリーズの第2弾。
すっかり有名になったラ・カンパネラおやじさん。
この方、50代でピアノを始めて猛練習し、1曲だけとはいえ、超難曲のラ・カンパネラを仕上げてしまったとのことで。

独学だというから、正直どんな酷い演奏なのかと思いきや・・・

最後の方なんて、なかなか素敵に弾いていて、ビックリ!

ラ・カンパネラおじさんは、52歳でピアノを始めて1日7~8時間練習し、今59歳。
私は、ピアノはまだ全然弾けないけれど、もし不労所得でも得て練習時間が確保できれば、今からでも十分間に合うってことじゃない!!

もし、1曲だけならどんなに難しい曲でも弾けるとしたら、
えっと・・・
えっと・・・・・
ラフマニノフのコンチェルト弾きたい!
ダメ元で、毎回欠かさず宝くじ買うことにしようかな?
「ラフマニノフピアノ協奏曲第3番第1楽章おばさん」か・・・

と、そんな、残念ながら非現実的な話は置いておいて、
おじさん、練習を始めて1年のときの動画だそうです。


1年で、とりあえず1曲通して弾くところまでできているのですね!
本当に凄いと思います。
コメントに「先生に習い始め2ヶ月目」とあります。
各所の報道では、独学でyoutube先生に習ったとありますが、完全な独学ではないのですね。
すぐ止めちゃったのでしょうか。

そもそもこの方、奥様がピアノの先生なのだそうで、かなり恵まれた環境です。
同居している家族のお仕事に関する情報って、本人が認識している以上に良く知っているものです。
普段の何気ない会話の中で、知らず知らずのうちに情報を得ているのです。

もし奥様から習ってはいないとしても、例えば、家族ですから以下のような会話くらいはするはずで、

【想像:ラ・カンパネラおじさん家の会話】
ラ・カンパネラおじさん:「ラ・カンパネラ、ずい分弾けるようになったよ!」
奥様:「さっき聴いてたけど、あれもこれもあっちもそっちも、全然できてないじゃない。これじゃあ、弾けたって言えないのよ。」
奥様:「まずは、これから始めないと。」

この程度の会話であっても、こういう「あれ」「これ」「あっち」「そっち」「これ」は、重要なヒントになったりします。
家族なら、気を使わないで質問とかもできるし。
良い演奏とはどうあるべきか?とか、目指すべき方向性が分かっている上で、youtube先生に習っていたのではないかと。

何も情報が無い状態でyoutude先生だけに習ったら、普通はもっと色々とダメダメなはずです(笑)。
私は、プロフィールにも書いたとおり、ピアノもヴァイオリンも独学が長いので、思い出すのですけど、
昔は、ムキになって長時間練習したりすると、だんだん自分の音が自分で嫌になってきたり(笑)。
ピアノは、そういえば母に音汚いって言われてた(笑)。

この状態だと、だんだん練習がつまらなくなってきます。
上手くなりたいけど、何をどうして良いか分からない。
上手い人の素敵な演奏は、自分とレベルが違いすぎて参考にならない。

そのうち改善されるんじゃないかと思い、とりあえずそのまま曲を進める。
曲を進める達成感だけが目的になる。
練習が義務になってくる。
そうしているうちに、練習も面倒臭くなってくる。

きっと、基本的な事、例えば、ヴァイオリンなら一音一音良い音程でしっかり弾く、とか、
ピアノなら綺麗な音でタッチをそろえて弾く、とか(習い始めたばかりで良く分かりませんが・・・)、
そんな事ができてくるから、練習が楽しくなるのでしょうね。
綺麗に弾けるから、弾いていて楽しい。
練習が義務どころか、どうにかして練習時間を長く確保しようと考えるようになります。
基礎力アップを図ってくれて、導いてくれる先生の存在は重要です。

ラ・カンパネラおじさんだって、もし本当に独学で、何の知識も無く闇雲に弾いていたら、1年後の動画にすら到達出来ていたか分からない、
猛練習して、ご本人曰く男の意地で弾けたとしても、順番通りに鍵盤を押しただけの宴会芸で終わっていたのではないかと思います。


最後に、このラ・カンパネラおじさんの物語について。

52歳の漁師がフジ子・ヘミングのカンパネラに出会ってピアノの才能に目覚めた3つの理由/14188
https://pogss.org/talentdiscovery

ソースが微妙な自己啓発セミナーのサイトでごめんなさいw
おじさん、もともとは、奥さんはピアノの先生だけど、クラシックには全く興味が無かったのだそうで。
その方が、フジコ・ヘミングさんのラ・カンパネラを聴いて
「フジ子・ヘミングさんの演奏は人生の音がした」
「音に魂がこもっている」

ですって!
そして、おじさんの人生を変えてしまうなんて!
素敵なお話ですね、本当に素敵。

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公開してみた [音楽]

なんとなく
https://www.youtube.com/channel/UCjGEjTTZKhRPF1d9Loi5rEg
p.s.
SEO対策しないと駄目ですね。
時間があるときに考えます。

ヴァイオリンの体育会系エチュード、シュラディックを弾いてみた [音楽]

ご無沙汰しております。
久しぶりの更新となります。

前回更新時から今までにやったことと言えば、
4月15日に確定申告をし(期限:4月15日)、
誕生日の30日後に免許更新に行きました!(更新期間:誕生日の1ヶ月前~1ヶ月後)
そういえば、ブログを見て思い出したのですが、昨年分のふるさと納税は12月28日くらいに振込していまして、
我ながら、最強にlast minute personです。。。


それはさておき、今回はヴァイオリンの話です。
新しいエチュードをいくつか始めました。
その一つが「シュラディック(SCHRADIECK)」です。
schradieck1.jpg

まだ買ったばかりなのに表紙にシミが付いていますが、
我が家には、なぜか晩ご飯の肉片をフッ飛ばしながら食べる輩がいまして、
さっそく被害を受けてしまいました。

いつもの彼です。


動画ではあまりフッ飛ばしていませんが、かなり遠くまで飛ばすことがあります。
そのため、時々とんでもないところに、乾燥してカピカピになった肉片がくっ付いていたりします。


話がそれてしまいましたが、シュラディックの1番です。
schradieck2.jpg

16分音符の色々なパターンがひたすら並んでいます。

そして、ページをめくっても、
schradieck3.jpg

めくっても、
schradieck4.jpg

1冊全部16分音符しか出てきません!
体育会系なエチュードですね。

試しに動画に撮ってみました。


https://youtu.be/jEYpL9_N26k

まだまだ練習中です。
完成度が上がったら、そっと動画を差し替えるかも。


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ヴァイオリンのエチュード、シュラディックを弾いてみた② [音楽]

先月書いた ヴァイオリンの体育会系エチュード、シュラディックを弾いてみた の続編です。

習っている先生からは特にテンポの指定はないのですが、以前、ちょっとググって調べてみたのです。
他の教室のブログを覗いてみたりして。
https://ameblo.jp/suhara-music-school/entry-12596316521.html
まずは♩=100の速度を目指しましょう、最終目標は♩=160以上


「♩=100」ですって!?

ということで、前回アップした動画では、できるだけテンポを速くしてみたのですけど、
音程悪いし、ところどころ危なっかしいしで、散々な出来に・・・

今回、1ヶ月くらい練習したので、再び動画に撮ってみました!
なんとかbpm=100で弾いています。
前回同様、危なっかしいところや失敗しているところはあるのですが、音程は前回よりは随分改善しました。改善しているつもりです(でも最初のパターンのミが・・・)。

それと、シュラディックは正しい手の形で弾くことが重要なのだそうで、できる限り気を付けてみたのですけど、こんなんで大丈夫なのでしょうかね。



最後の方、ちょっとヤケクソになっているのが音に表れていますが[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]


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古き良きもの [音楽]

猫の話が続いたので、今日は音楽の話を。
最近買った新アイテム、

onsa1.JPG

「音叉」です!

昭和か、それ以前な感じですね・・・
ヴァイオリン以外で音叉を使っているのを見かけたのは、もう云十年前の子供の頃です。
ちょっと歳の離れた兄が中島みゆきさんのフォークソング歌うときに、これでフォークギターをチューニングしていたのを思い出しました。
こういうの。

https://www.uta-net.com/song/4951/
https://www.uta-net.com/song/41174/
※ 動画貼ると著作権違反になってしまうんじゃないかと思うのです

中島みゆきさんって、暗い曲多いのですよね。
私、ヴィターリのシャコンヌとか短調の暗い曲好きですけど、もしかして、この人が原点だったのかと・・・

と、話が逸れてしまいました。
この音叉、ヴァイオリン関係では未だに使われているのを見かけます。
レッスンの最初に、先生が音叉を鳴らしてくれてチューニングしたりします。

でも音叉だと片手ふさがるから、先生が鳴らしてくれればいいけど、一人だとチューニングしにくいし、
チューナーで目で見て合わせるのが駄目といっても、今どきのチューナーはAの音出せたりするし、

何故、今どき音叉なのか?



と、正直思っていました。

で、自分で使ってみて初めて分かったのですけど、
何が素敵って、画像のように楽器に音叉を付けて音を出すわけです。

つまり、自分の楽器がAの音に鳴ってくれます!
気に入ってしまいました。
この素敵さ、ヴァイオリン弾かない人に分かってもらえるのでしょうか・・・?

ところで、メインのお仕事がなくなってしまったチューナー君。
tuner.JPG

今、シュラディックをやっていることもあり、メトロノームとして大活躍中です。

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